【自己肯定感を高める】アメリカ流子育て②
前回の続きです・・・。
突然ですが、あなたの自己肯定感は高いですか?
私はものすご~~~~~~~く低いです。なんなら、若い頃は自己肯定感の高い人に
出会うと、「う、うわ・・・」とドン引きしていたくらいです。
(今思えば苦手というわけではなく、免疫が無かったのです。)
アメリカで生活をしはじめて、アメリカ人の自己肯定感の高さには、
驚かされることばかりでした。
私が日本にいた頃は、もう学生じゃないんだし、こんな太い脚だせないな、とか
ちょっとそのへんまで行くだけだけど、スッピンじゃちょっとな、とか。
とにかく周りの目を気にしながら
人に迷惑をかけないよう生きていました。
アメリカにきて、だるんだるんの、
ぼよんぼよんのお婆ちゃんが
きわどいビキニを着て泳いでいたり、
ブヨブヨの男性が、
半裸でランニングしていたり。
スッピンで、パジャマみたいな服で楽しそうに
買物してる若者たちとかを見て
いいね~~~~!!!!✨と衝撃的でした。
誰もジャッジしない。
自分がハッピーで快適ならそれでいい。
キラキラしていてまぶしいと思いました。
「人の目なんて気にしたところで何になるの?」と言われたこともあります。
前置きが長くなりましたが、
個人差はあるにしで
アメリカ人のほうが、日本人より自己肯定感が
高い!と思うんです。
では、なぜか??それは
幼少期の親子関係に関係しているのでは?
と考えています。
スキンシップと「アイラブユー」
産まれたその瞬間からもう毎日のように、ハグ、ほっぺにキスは当たり前。中学生でも、成人してもず~~~っと続きます。
朝出かけるとき、電話を切るとき、喧嘩をした後、夜寝る前など、一日の中でも何回でも必ずいう”I love you."
これが「私がどうであれ、私は両親に愛されている」という、とんでもない自信の源になっているのではないかと思います。
小さい頃ならまだしも、わりと大きくなってからも普通に場所を問わずハグしちゃいます。多感な年頃だとしても、お友達の前でももちろん「アイラブユー」と言います。
恥ずかしくなんて無いですよ~~~むしろ言わないと、なんで?と聞かれたりします。
褒められたら、素直に「ありがとう。」と受け入れる
たとえばママ友に「〇〇ちゃんは賢いね」など褒めてもらえたとき、「そんなことないよ~!家では本当にだらしなくて、、、」など謙遜するつもりで、言ったりしていませんか?
子どもって案外よく聞いてるし、見ていますよね。
アメリカでは「そうなの、ありがとう。本当にうちの子勉強めっちゃできるの。クラスで1番なんだよね。この前も・・・」などと返答がきます。
別にイヤミとか、マウントをとってきてるわけではないんですよ。自然にわが子の自慢がでてきちゃうんです。こっちも聞いていてハッピーになれちゃいます。
子どもの努力をしっかり認めてあげていて素敵だなと思いませんか?
それをこっそり聞いていた子は
「私はママの自慢の子なんだ!」と、
きっとものすごく嬉しいでしょうね。
私はこれに慣れていなかったので、
「その服素敵ね!」とかもし褒めてもらえると
即効で自虐スイッチが入ってしまっていました。
「え!めっちゃ古いよ。毛玉すごいし・・。」とか。
「英語上手だね!」と言われれば
「いやいや、この前なんて英語わからんくて、こんな恥ずかしい出来事があったよ・・・」とか
「肌きれいだね!」と言われると「近くで見たら汚いよ。それより私、もう年なのに、色気ないからアメリカの小学生に負けてない?」とか・・・
文字にすると余計に、相当面倒くさいのがわかりますね。。。
一体どうすりゃいいんだよ・・と我ながら呆れてしまいます。。。
一方で娘を見ると、褒められると凄く嬉しそうにぺちゃくちゃと喋りだしますし、
「褒めてくれてありがとう、とっても嬉しい!」などと返事をしていて、ああ、
順調にアメリカ人らしく育ってくれているなあ・・・と誇らしく思いました。
他にも、描いた絵をどんどん壁に飾る、とか
頑張った結果ではなくその過程を褒める、とか、自己肯定感を高めるための色々な方法はあるようですが、
私がアメリカで生活して学んだ、積極的に取り入れたいと思っていることは
- 頻繁なスキンシップとダイレクトな愛情表現
- 褒められたら謙遜せずに、ありがとうと受け入れる
この2つです。
娘のために、と実践していますが、ついでに私のこの低すぎる自己肯定感も高くなりますように~~~!!